エモ捨て場

言葉にされない気持ちの墓場

ゲームオーバー

楽しいこともたくさんあったはずなのに、思い出すのは嫌なことばかりだな。
あの、ぷよぷよってあるじゃないですか。
なかなか消せない銀色の「お邪魔ぷよ」みたいに救いのない気持ちが重なって、もう「窒息」でゲームオーバーになりそう。
人生がゲームなのだとしたら、怖いのはリセットボタンがないことではなく、ゲームオーバーがないことだと西尾維新のどれかの小説に書いてあった気がする。
どんなに惨めになっても自動的に終わることなんてなく、呆けて狂って糞尿まき散らしても、どうしようもなく続いてしまう。(僕は昔そうした人の人生を目の当たりにした)
毎日毎日、なんか嫌だなぁ、もうダメだなぁって思うけど、答えとか、自分が何をしたらいいとか分からなくてもう、時間だけがどんどん過ぎていくのが怖いよ。

最近書いているブログ、こうやってどうしようもない気持ちを吐き出すと自分の心が少し整理される気がする。
でも、言葉にすることで、自分の気持ちが存在してしまうようになることが恐ろしい。
誰にも何も言わなければ、それは何もないのと同じだけど、こう、書き残した瞬間からそれがそこにあった証拠になっちゃうよね。
今日こうやって思ったことも消えてなくなればいい。寝ている間に全部忘れられればいいのに。
ゼロにゼロをかけてもなにも生まれないような、何の生産性もないような行為。
一見綺麗そうな、澄んでいる水に沈む澱が、ふとした瞬間に汚れが舞い上がる。
そうした汚れが充満してあふれ出して、どうしようもなくなる日がいつか来るような気もする。