お墓

行き場のない言葉や気持ちの墓場です。

脳みそは頭蓋骨からのがれられない

「さびしさである」
こーして私はいつも友だちが欲しいのだが
そのキモチはいつも誰かにつつぬけで
その誰かは、私がトモダチにしたいと思う誰かを
鳥につつかせたり
階段の最後の段でつまずかせたり
醜悪な悪口をいいふらさせたり
ケーキに毒をしこんだり
夢に出てきて首をはねたり
つまるところ…


脳みそであった。


トモダチが欲しいのは私ではなく脳みそ
サビシガリヤはワタシではなくノウミソ

はてしなくつなぎあうニューロンの白い手と手
だがやがて頭蓋骨の暗い壁につきあたり
自分が暗黒の中にとじこめられていることに気づく

「サビシサ」とは頭蓋骨の暗黒の中にほの白くただずむ脳みそのキモチそのものであり

私なんかは脳みそに捧げる唄なんか作ったのであった。

 


脳みそは頭蓋骨からのがれられない
脳みそは頭蓋骨からのがれられない
脳みそは頭蓋骨からのがれられない

 

 

こうして私は脳みそちゃんのトモダチ探しの旅につきあうとこになった。


あるはずのない

ドアを開けて


しりあがり寿『ア〇ス』